値引きをするべきかそうでないかをAIが予測:需要・値引き予測「Sell.NAVI」

課題

小売やアパレル業界では在庫を消費する目的で値引が行われます。しかし値引きによって売上がいくら伸びるかということは現場の経験に頼ることがほとんどでした。そのため、もしかしたらもっと値引きした方が在庫が早く消費できたかもしれないし、それほど値引きをしなくても十分に売れたというような機会損失が発生していました。

解決方法

データ分析を提供する株式会社ディーエーピー(所在地:東京都新宿区 代表者:今井 隆太郎)は、このような問題を解決するためAI/機械学習により商品の売上を予測するサービス「Sell.NAVI」を開発しました。

Sell.NAVIは、利用者が店舗の売上情報(POSデータ)や取り扱い商品データ、店舗情報などを入力すると、外部要因となる天気、マクロトレンド、競合情報、地域イベント、カレンダー情報などを考慮してAIが需要予測をします。

これによりある商品の翌週の売上について、価格据え置きの場合、値上げの場合、値下げの場合でそれぞれどれぐらいになるかということがわかるようになります。

どうなったか

本サービスは現在(2020年2月)は予約受付中です。

このサービスを使うことで、これまで担当者が「来週は連休だからたくさん売れるだろう」「もう9月で涼しくなってきたから夏物は値下げしよう」と経験でやってきたことが誰でもできるようになります。また地域のイベント情報なども取り込むことによりこれまで見落としてきたような機会を捉えることができるようになるでしょう。

まとめ

今回はアパレル、小売向けの需要予測サービスを紹介しました。これまでMarvinではホテルの需要予測や、タクシーの需要予測を紹介してきました。共通点は経験豊富なベテランにならないとできないことを誰でもできるようにしたり、人間には把握しきれない情報を使って予測をするということです。「新人には任せられない」「現場で実績を何年修行をつまないとできない」そんなところにビジネスチャンスがまだまだありそうです。

参考資料

(Marvin編集部)