リアルタイムで議事録を作成するツール「AI GIJIROKU(AI議事録)」が提供開始

課題

近年、働き方改革により社員一人ひとりの業務効率化が課題となっていますが、手間も時間もかかる業務の一つとしてミーティングの議事録作成業務があります。従来、ミーティングの議事録は会議後に録音音声を書き起こしたり、手書きメモをデータ化したりする作業が必要でした。

人の声はクセがあるため聞き取りにくく、手書きのメモによる情報も100%正確とは限りません。そのため、議事録作成業務に時間がかかりすぎて本来の業務が進まないという問題がありました。ミーティングの議事録を簡単に作成する方法が求められています。

解決方法

株式会社オルツテクノロジーズは、ミーティングの議事録を自動で作成する「AI GIJIROKU(AI議事録)」の提供を開始しました。「AI GIJIROKU」はミーティングに参加している人の声を判別して自動で文字起こしを行うツールです。

ミーティング中に代表者が「AI GIJIROKU」を起動させ、文字による議事録を簡単に作成できます。オンラインミーティングの場合でもグループで「AI GIJIROKU」を使用し、ノートパソコンやタブレットを用いた発言を記録できます。

「AI GIJIROKU」には他社の議事録システムには未搭載の精度向上機能を搭載しており、複数の音声も正確に聞き分けます。音声認識にミスがあった場合でも手作業で修正でき、音声データや修正データを蓄積することで、より正確な音声認識を行えるようになります。

また、日本語だけでなく多言語にも対応しており、参加メンバーの言語を選択することで、30ヵ国語への自動翻訳も行えます。例えば、日本語の会話を英語・中国語に同時翻訳することも可能です。

どうなったか

テストケースの場合、従来の手作業だと3・4時間かかっていたミーティングの議事録作成作業は、「AI GIJIROKU」を活用するとわずか数分で完了しました。実際のグループミーティングにおいても「AI GIJIROKU」を導入することで、議事録作成にかかる時間を大幅短縮し、他の重要な業務に集中できるようになるでしょう。

さらに、パーソナライズAIモデルによりツールの利用を重ねるほどミーティング参加者の話し方のクセや周囲の環境を掴んでいくので、そのグループに最適なツールへと変化していきます。

「AI GIJIROKU」は月額1,500円(税別)で利用できるシステムのため、大学の研究室から大企業まで多くのグループで気軽に導入できます。対応OSはWindows・Mac・Linuxです。また、「AI GIJIROKU」パートナー制度も用意しており、参加企業は利用料の割引や特典を受けられます。

さらに月額9,800円からのプランではオペレーターによるテキスト編集代行サービスも行っています。今後はさらにプランを充実させ、利用者の業務効率化に役立つツールとして提供していく予定です。

まとめ

議事録の作成の自動化は音声認識技術の向上と共に現実となりました。目的によっては現状の精度でも十分に目的を達しているかもしれませんし、テキスト編集サービスを使用すれば、ほとんどの目的には答えられるでしょう。また、翻訳技術の活用は国際的な共同作業にも有用です。

現状で、場合によっては音声認識だけでは性能が不十分かもしれませんが、ノイズ耐性の向上や個人差への対応、専門用語の充実などやるべきことははっきりしています。地道な技術開発が進めば、今後ますます会議に欠かせない存在になっていくでしょう。

参考資料