紙媒体の文字情報をテキストデータに変換するAI OCRアプリ「文字起こしばりぐっどくん」がLINE WORKSで利用可能

課題

現在のビジネスシーンは未だ紙文化が主流であり、名刺や取引先から送られてくる文書は紙媒体である場合が多数です。最近では、人工知能の前にデジタル化が必要であるとの観点から、紙からデジタルデータへ変換しようという動きも加速しています。

名刺に記載されたメールアドレスや氏名、書類に記載した情報をデジタルデータ化するには手作業による入力が必要になり、多くの時間を必要とする他、入力ミスなどのエラーも発生しがちです。

解決策

紙媒体の文字情報を解析し、自動で文字データに変換するアプリが、株式会社西海クリエイティブカンパニーが提供する「文字起こしばりぐっどくん」です。

同アプリでは、読み取りたい情報が記載された書類をカメラで撮影し、アプリ内のボットに画像をアップロードするだけで、画像内の文字情報が文字データに変換されます。

2020年1月20日に発表されたエンタープライズ版では、新たにLINE WORKS経由で利用可能になり、専用のアプリを開かなくてもサービスを利用できる他、チャットボット形式で直感的に利用できます。

同社の調査によると、従来は2時間近くかかった名刺100枚の入力作業が同アプリによって30分に短縮された他、在庫棚卸業務も4時間から30分に短縮されたとのことです。

どうなったか

紙媒体からの文字起こしは、漢字変換や入力ミスなどにも注意を必要とするため時間と手間がかかる作業です。こうした文字起こしの作業を自動化することで、業務の効率化や生産性の向上が見込まれます。

文字起こしばりぐっどくんは利用プラン別に料金が分かれており、ユーザーの人数に応じて以下のプランから選択できます。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000036415.html

まとめ

画像内の文字をテキストデータとして抽出する技術はOCR(Optical Character Recognition:光学文字認識)と呼び、AI(人工知能)の研究分野の一つです。

文書の電子化の背景には、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の取り組みへ日本政府も注目していることも関係しているでしょう。単なる電子化に止まらず、得られたデータを共有し、機械学習や統計分析、数理最適化を通じた新しい企業戦略へむけた第一歩と捉えるのが、これからの電子化に必要に観点でしょう。

「文字起こしばりぐっどくん」のようなスマホを使用した手軽なシステムは、企業文化をデジタルデータを中心に構築するのに有用なツールになるかもしれません。

参考資料

(Marvin編集部)