AI投球パフォーマンス診断「アスリーテックラボ」をauスマートパスプレミアム会員向けに提供

課題

野球やサッカーのような球技は従来、コーチの経験や精神論に頼る指導が一般的でした。そのため、コーチによっても指導方法が異なり、選手自身では自分の投球やフォームが確認しづらく自主練習も効率的に行えない問題もありました。

選手が自分の投球やフォームを確認し、コンディション管理を行うことは、技術力の向上だけでなくケガの予防にも役立ちます。そこで、コーチの経験や精神論だけに頼らず、選手自身が自分の状態を把握し、改善点を見いだせる方法が求められています。

解決方法

株式会社アクロディアとKDDI株式会社は、センサーから受信した投球データにより、野球選手の投球やフォームを把握できる「athleːtech (アスリーテック) (TM)」を提供しています。

「athleːtech」は、センサーを内蔵したボールあるいは筋力や脈拍を測定可能なウェアラブルデバイスから収集したデータを基に選手の投球パフォーマンスを評価します。蓄積されるデータには、球速や回転数、フォームや筋力などが含まれており、これらのデータを分析解析することで、自分の成長記録を確認し、必要に応じてオンラインコーチングも受けられます。

さらに、2019年12月からはauスマートパスプレミアム会員を対象とする「アスリーテックラボ」の提供を開始しました。「アスリーテックラボ」は「athleːtech」の機能に加え、AIを活用した選手の投球パフォーマンス診断やフォーム解析が行えます。

どうなったか

従来の「athleːtech」に比べ、「アスリーテックラボ」ではより詳細な診断が行えるようになりました。パフォーマンス診断機能では、自身のスマホアプリで撮影した投球動画により全身65か所の骨格点を抽出しフォーム解析を行います。そのため、客観的に自分のフォームを確認し改善できます。

また、解析した投球フォームはデータとして蓄積されるので、過去の自分のデータに基づいて、フォームの改善と同時に自分のコンディションもチェックできるようになりました。

ランキング機能では、日本全国で自分の投球レベルがどれくらいであるのかを確認できるので、目標設定やモチベーションアップに役立ちます。

まとめ

auスマートパスプレミアム会員対象の「アスリーテックラボ」は月額400円(税込)で利用でき、2019年12月19日から2020年12月31日の間に加入された方は利用開始日から180日間は無料体験できます。なお、「アスリーテックラボ」を利用するにはセンサーが内蔵された野球ボール「TECHNICAL PITCH」を購入し、専用アプリをダウンロードする必要があります。

今後は野球だけでなく、ゴルフ、サッカー、バレーボールなどにも「athleːtech」の利用を拡大していく見込みです。

参考資料