AIを利用したショッピングセンター出店候補者向け売上予測の新サービス「gleasin(グリーシン)」

課題

従来の商業施設とテナントのマッチングサービスは、商業施設・テナントそれぞれの情報が完全に公開されてしまうため利用しづらいものであったり、逆に情報が非公開であるためにお互いが最適かどうか判断する材料が極めて少なかったりと、利用者にとって不便なものでした。

解決方法

ジオマーケティング株式会社は、AI(人工知能)を活用したショッピングセンター出店者向け売上予測の無料提供を開始しました。これは、9月26日(木)にリリースする新サービス「gleasin(グリーシン)」の機能の一部を無料公開しているものです。

「gleasin」は商業施設とテナントを繋ぐマッチングサービスです。AIを活用した売上予測機能を搭載しているので、提示された売上予測に基づいて最適な意思決定を行えます。

例えば、既存店の売上情報を登録すると全国3000か所以上の商業施設における売上予測を実施でき、出店時の予測売上規模を10段階で提示します。出店候補地に優先順位をつけて最適な場所を検討できるのが特徴です。

どうなったか

商業施設が「gleasin」を利用するメリットとして三つが挙げられています。

  • テナント募集を行う際に適切な情報開示レベルを定められるので、特定のブランドのみの募集も行える。また、詳細な売り場面積やフロア情報を秘匿できる。
  • AIが売上予測に基づいて、その商業施設に合ったブランドをリコメンドされるので、その結果からブランドを検討できる。
  • テナント募集内容を公開できるので取引経験のないブランドにもアプローチでき、お客さんに新しいブランドを提供できる。

一方、テナント側のメリットは以下の通りです。

  • 商業施設は情報開示レベルを定められるので、従来は公開されていなかった全国の区画や物件情報を閲覧できる。
  • AIが全国の商業施設に関して一括で売上予測を提供するので、出店候補地を搾りやすい。
  • 商業施設が公開した募集へテナント側から積極的に売り込めるので、今まで取引経験のなかった商業施設へも進出を検討できる。

まとめ

「gleasin」は9月26日(木)に正式リリースする商業施設とテナントとのマッチングサービスで、今後はリースや店舗開発効率化に関する機能もリリースする予定です。

今回の売上予測無料提供について先行登録対象となるには、「全国の商業施設に10店舗以上出店している」「店舗住所・面積・開閉日時情報および3年分の売上高を提供できる」「ブランド名の公開が可能」との条件が必要です。ただし、出店者は正式リリース後も無料で利用できます。

「gleasin」の売上予測は、将来的には他のブランドとの相対的な評価も行えるようになる予定です。今まで取引のない商業施設もリコメンドしてくれる「gleasin」は新天地開拓の助けとなるでしょう。

参考資料

(Marvin編集部)