村上龍に怒られたからできた、編集者目線のAI文章生成サービス「easy writer」

課題

ライター業務をしていると、インタビューの文字起こしには膨大な時間がかかることがわかります。文字起こしサービスはあるものの、高価であったり精度があまり良くなかったりするので、結局人手で行うことが多いです。Books&Companyの代表、野村衛さんは若い頃に村上龍さんのインタビューをしましたが多忙な仕事により文字起こしをせず、取材メモだけを頼りに原稿を書いてまったときがあり、村上さんに「こんなこと言っていない」と怒られた苦い歴史がありました。

解決方法

そんな体験から立ち上げたサービスが、8月1日にリリースされたAI文章生成サービス「easy writer」です。高性能の音声認識AIを活用し、音声データをテキストデータに変換します。編集者としての経験をもとに設計したウェブサービスなので、単に文字起こしをするだけでなく、いい文章を書く、いい原稿を書く、書く際のストレスをできるだけ軽減するということにこだわったものになっています。

基本機能は以下のものです。

  • インタビューや会議、打合せの場で使える音声同時入力
  • ボイスレコーダーで録音した音声データからのテキスト変換
  • 句読点の自動付与
  • 文章の切れ目での強制改行
  • 録音・再生
  • 相手のプロフィールや資料などを事前に入力しておくメモ機能
  • 変換したデータファイルのアップロード
  • テキストデータのMicrosoft Wordへのエクスポート
  • Google検索ウィンドウ
  • 15秒単位での音声データとテキストデータの紐づけと管理

どうなったか

新規登録すると、無料で10分の音声の文字起こしが体験できます。10分を超えると新規の文字起こしはできなくなりますが、翌月末まで、新規文字起こし以外のすべての機能が利用できます。月額2万円(税別)で、文字起こしできるのは20時間、最低契約期間は3ヵ月です。

まとめ

編集者目線で設計されたAIサービスというのは、なかなか珍しいです。Books&Companyは「最新の技術を使い、人類の普遍的な価値を残す」「時代に即した新しい作品を広く読者に提供する」をミッションとし、AI小説執筆プロジェクトなども行っています。

参考資料

(蒲生由紀子)