手持ちの食材名を伝えるだけで適切なレシピを提案するチャットボット「暮らし上手ボット」がLINE上で提供開始

課題

一人暮らしの方にとって、日々の食事は外食になりやすく、そのため食費もかかりがちです。特に独身男性の場合など、レシピや食材の知識が少ないため自炊するにも抵抗感を抱きがちです。ネットや雑誌などでレシピを調べようにも情報量が膨大で、そこから作りたい料理のレシピを探すのは手間を要するので、自炊するモチベーションが湧かない場合もあります。

解決方法

株式会社エイ出版社と、同社のグループ会社であるピークス株式会社が共同運営するWebメディア「暮らし上手」は、2019年7月10日より同メディアの公式LINEアカウントにて、AI(人工知能)チャットボット「暮らし上手ボット」を運営開始しました。

暮らし上手ボットでは、LINEでのテキストチャットを通して食材の名前を入力するだけで、手元にある食材を使ってどんな料理が作れるかを料理家が考案したレシピで提案してくれます。

暮らし上手は、おもに食生活を中心とした生活情報を配信しているメディアで、料理家が考案した良質なレシピを多数提供しています。ユーザーの大半が20代後半~40代前半の既婚女性ということもあり、身近な食材で食生活を彩る様々なレシピを紹介しています。

同チャットボットには、ソフトウェア企業の株式会社mofmofが運営するAI(人工知能)チャットボットサービス「My-ope(マイオペ)」のエンジンが使われています。同社が社内サービス向けに開発・運営を手掛ける「My-ope office」は、自治体や金融機関、メーカー、小売りチェーン、社団法人など数多くの企業・団体が導入しています。

どうなったか

暮らし上手ボットでは、例えば「トマト」「ナス」のように食材名を入力するだけで、それらを使って作れるレシピの簡単な紹介と、リンク先を表示します。季節に応じた期間限定レシピも配信予定で、2019年8月末からは夏野菜を使ったレシピ紹介も行います。この他、「うきうき」「もやもや」といった、その時の気分を入力するだけで、その気分に合ったレシピの提案も行うとのことです。

手持ちの食材名を入力するだけで、様々な料理のレシピを簡単に調べることが出来るので、外食に偏りがちな独身の方にとっては自炊するモチベーションになるかもしれません。また、自炊している方でも日々のメニューがマンネリ化しやすく、暮らし上手ボットが提供するレシピを活かして料理のバリエーションを増やせそうです。

暮らし上手ボットはLINEアプリ内で「暮らし上手」と検索するか、もしくはQRコードをスキャンして、友だち一覧に追加することで利用できます。

まとめ

自分で料理を作るのは面倒に感じやすく、そのため外食が増えて出費がかさむ方は多いと思います。自炊しようにもレシピの知識が少ないため、料理を作ることを億劫に感じる方も少なくありません。

しかし、チャットボットを活用して、従来のようにWebや雑誌よりも簡単に、手持ちの食材を活かした最適なレシピを調べることが出来ます。暮らし上手ボットでは食材名を入力するだけで、様々なレシピを自動で提案します。

AI(人工知能)は料理の世界にも浸透しており、人間では考え付かない斬新なレシピをAI(人工知能)が考案したケースもあります。今後は人間のシェフとAI(人工知能)が共同で考案したレシピが提供されたり、またAI(人工知能)を搭載した料理ロボットがレストランに配置されたりなど、様々なユースケースが考えられます。

参考資料