週刊AIニュース(2018年10月31日号)

Marvinがお届けする週刊AIニュースです。この1週間(10月25日〜10月30日)で話題になった人工知能・と機械学習関連のニュースをお伝えします。

農産物を運ぶ配車の手配の自動化

最速でも手作業で10時間かかっていた作業を自動化したという話。いかに農家から集荷して最適な市場に限られたトラックで運ぶのが大変かわかる記事で読んでいて楽しい。

農協×サイボウズ=「0.060秒」の衝撃:日経ビジネスオンライン https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/252376/102400174/

衛星画像を使った作物の種類や発育サイクルの世界的観測

衛星画像の活用では、影の大きさから世界の港の石油の貯蔵量を推測したり、大型店舗の駐車場を観測して競合の売り上げを予測するという事例を聞いたことがあるり驚いたが、今度は作物の観測だ。

大規模農家にとって世界のトレンドというのは生死を分けるほど重要なデータのはずである。精度が上がれば衛星のデータを持つか持たないかは、今後電話か伝書鳩かといったほどの差が生まれそうである。

AIが導く農業の未来–世界の農場が分かる地図でトレンド予測の可能性も – CNET Japan https://japan.cnet.com/article/35127493/

AIが大手オークションで初落札 約4,900万円

コンピューターを使った作品はこれまでもあったし、AIが描いた絵というのはこれまでもあったが、大手オークションに出品された初の作品ということでこの値段になった。価値があるのかないのか。

AI絵画、大手オークションで初の落札 予想額の40倍超 写真4枚 国際ニュース:AFPBB News http://www.afpbb.com/articles/-/3194763

職員の問い合わせへの対応システムにチャットボット導入

筆者は30名ほどの組織に所属しているがそれぐらいの規模の組織でも新しい人がくれば同じような質問が繰り返されるし、1年に一度あるかないかの手続きであればベテランでも質問が発生する。1800人もいるような埼玉県ならなおさらだろう。

回答はAI 職員の問い合わせに 埼玉県が新システム導入 | NHKニュース https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181027/k10011687821000.html

議事録作成が1時間に

素晴らしい取り組み。専門用語や方言への対応などが必要なはずだが、この議会のためにどれぐらい最適化されたのか気になるところ。

2人で残業→1時間で完了 AIで議事録、効果てきめん:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASLBH3TMHLBHPUTB006.html

契約書の審査支援システム

「受け取った契約書を全て目を通して変なところがないかチェックする」そんな退屈かつ重要な仕事を支援するサービスが展示された。一般的な契約書と比較して足りない項目を指摘したり、同じ内容があれば指摘してくれるとのこと。結局は人の目でのチェックが必要ではあるがAIがダブルチェックをしてくれるのは嬉しい。

複雑過ぎる契約書の審査、AIの力で24時間から1分に――リコーの新技術「ディープアライメント」を見てきた – ITmedia エンタープライズ http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1810/26/news036.html

少量の血液でがん発見するシステムの研究

被験者への負担の少ない少量の血液で14種のがんが診断できるシステムの開発に着手したというニュース。こういったものはどんどん低価格で広まって欲しい。

少量の血液でがん発見するシステム開発へ ディープラーニング活用、DeNAがPFNと共同研究 – ITmedia NEWS http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1810/29/news091.html

アリババの「未来農場」プロジェクトがスタート

アリババの豚の管理システムの事例が出ているが、RFIDでの管理はすでに時代遅れで画像認識で個体の把握はもちろん、運動量の把握などもできており効率化できているとのこと。

アリババの「未来農場」プロジェクトがスタート〜先端種子やドローンも | AMP[アンプ] – ビジネスインスピレーションメディア https://amp.review/2018/10/28/china_future-farm_alibaba/

(Marvin編集部)